2人共かっこいいっていうより、キレイって感じかな?



「なぁ、変じゃね?」



そう言いながら入ってきたのは、拓兎だった。



「何そのかっこ…」



私は呟いた。



後ろにまとめた長い髪。



着くずしすぎた学ラン。



ジャラジャラにつけたアクセサリー。



「ホストっぽくない?」



結菜のいうとおりだった。