「よし、行こっか!」



央眞の声で、教室に向かった。



ガラガラガラ…



教室には、もう殆ど人が集まっていた。



「あ、魅羽さん!」



「おはよう、優真君!」



「よう、中嶋」



「凪君学ランだ!」



いつもはブレザーの凪君が、長い黒の学ランを着ていた。