ーー…


あの時、名前を呼ばれなければ俺は…


逃げる愛海を中庭で捕まえた


泣いている愛海に問いただした


誰かに何かされたのか心配になった
もし何かしたのなら俺が許さない


愛海は大丈夫と言う大きな瞳に涙を貯めて…俺はゾクッとした。


そして無意識の内に頬に手を添えて顔を近づけた