「やっと捕まえた」

後ろから耳元で囁いた


「もーっ、時間ないよ早く行かないと」

優花は急かすように言うが腕の力は緩まなかった


「ん…まだこうしていたい」


甘い声を耳元で囁かれゾクゾクとしていた


「一弥…午後もここにいるから。早くしないと…ひっ!」


一弥は仕方がなく力を緩めて優花の耳を甘噛みして離れた