もしかして足元にいるのは琢磨なのかな。




不味い、私も琢哉さんも裸だ。




そっとベットから出てパジャマを着ると、琢磨が布団の中から顔を出した。




「パパエッチ、パンチュはいてない。」




「やなパパだね、困ったね。」




ベットにちょこんと座った琢磨が、琢哉さんを起こした。




「うん、何、奈都まだしたいの。」




た、た、琢哉さん何いってるんですか。




教育上、大問題ですよ。




「ママ、パパ? 」




え、今の説明しなくちゃいけないかな。




「琢磨いたんだ。おはよう。」



「パパ、パンチュはいてねないと、だめです。」




琢哉さんは、そのまま布団の中に潜ってしまった。




笑いが止まらない。




琢磨も笑ってる。




なんか、幸せ。