熱目のシャワーを浴びベットに入った。


明日は定休日。


色々と買い物したいものもあるし、琢磨連れて買い物にでも行こう。


もう少し寝てたいのに、朝早く奈都に起こされた。


「一度起きて学校だし、琢哉さんも今日から仕事だから。」


はい、はい。


「分かったよ。今行く。」


ダイニングのテーブルに琢哉君が座っていた。


あれ、奈都も同じTシャツ着てたような気がしたけど。


「あんたたち、」


「母さん違うから、夕べ色々あって琢哉さんの借りただけ。」


そんなに慌てなくてもいいのに。


琢哉君が申し訳なさそうい言う。


「そうなんです。奈都ちゃんに大変な思いさせちゃって申し訳ないです。」


いったい何があったのかな。


「奈都は何をやらかしたの。」


そのにやけた顔をどうにかしなさいよ。


「え〜と、色々かな。」


「何、それ。」


はっきりしなさい。


気になるし。


「琢磨にオシッコかけられて着替えたの。それだけだよ。」


なんか、怪しい。


「ふ〜ん、それだけねぇ。」


絶対何かあるな。


「母さん、その言い方おかしいよ。」


あ、そうだ。


「琢哉君はなんで、奈都の部屋で寝てた訳。」


二人ともかなり慌てて怪しい。


二人の慌てる姿が面白くて、ついからかってしまった。


ごめん。ごめん。


何だか楽しいわ。


阿紀のいない寂しさを紛らす為に。


笑っていたい。