「どーしよ??」
あたしは焦った。
走って後を追った。
「藤崎ー藤崎ー藤崎ー」
何回呼んでも止まってくれない。
やっと追いついた。
「藤崎!」
「ん??何??」
「あたし..ハァハァ...藤崎のこと好きなんだ!!付き合って!」
息が切れてて、緊張していた。
藤崎が口を開いた。
「考えさせて...」
――えっ??
心の中で思った。
自信はあった。
「わかった。」
と言ってみんなの所に戻った。
「あれ??早くない??」
千夏ちゃんが聞いてきた。
「考えさせて...だって」
あたしは明るく笑った。