とりあえず謝らなきゃ。
咲夜は言い過ぎだったけど、手は絶対に出しちゃいけない。
「……っ」
でも、俺が謝る前に咲夜は涙をボロボロ流しながら、教室から出て行った。
「サクっ!!」
恋が追いかけて行った。
さっきまで持っていた熱はどこかへ行き、代わりに後悔の波が押し寄せてきた。
何で叩いちゃったんだろう…。
「今日の咲夜は言い過ぎだったよなぁ~。だけど、何があっても手は出しちゃいけないなぁ~。」
「あぁ…分かってる。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…