「ねぇ!!あたし、聡くんのこと好きなんだけど!!」 「俺は好きじゃない。ごめんね?」 俺、五十嵐聡(いがらしそう)。 中2になったばかりだ。 今、俺の目の前にいる女は知らない女。 さっき名前言ってたような気がするけど…忘れた。 せっかくの昼休みに呼び出されて。 シカトしようかと思ったんだけど…あいつが行けって言うから。 「あっ、聡いた!!もう時間だよ!!」 「OK!!すぐ行く!!」