中2の夏の事
『とくん..』
心臓が跳ねた。
その先にいたのは
すごく有名な先輩..

この日は暑い真夏の日。
あたし、世羅の大会
決勝戦の後の事..

あたしたちは負けて
大泣きしていた。
ふと、顔をあげると
その先輩と目が合った..
先輩は近づいてきた。

『大丈夫。また、頑張れ!だから、泣くなっ☆』
と肩をポンっと叩いてくれた。