「____すみません、耳が悪くなってしまったようなので、もう一度よろしいですか?」


「だから、僕の運営する学校に編入して欲しいんだ。

あ、男女共に全寮制だから荷物まとめてね」



「てことだからとっとと荷物纏めて行けや。
…あー、仕事はそっちに送り付けとっからそっちの方の荷物も忘れんなよ。」




固まった桜花はほったらかしのまま、もう二人の間では決定事項らしい。








「____てことで、行こっか。」







影義さんの笑顔が輝いた。






end