「それにしても義影さんの運営するこの学園に麻薬入れるって相当やばい真似しますね」



「うん。

すごい勇気だよね。」



はい、満面の笑み。

癒されます。



じゃ無くて。



それは暗に「潰しちゃうぞ★」って言ってるようなものです。

怖いです。



義影さんはもう捕まえたときのことを考え、どうやろうか?なんて桜花に聞いてきた。




「御自分でお考えください。

私はそんな権限ありませんので。」



殺そうと思えば殺せるのに、こんな時ほど義影さんを敵に回さなくて良かったと思う桜花であった。