少女の名はアリス。 この図書館の司書をしている。 彼の名はイオン。 図書館の管理人と、アリスの執事をやっている。 銀色の髪に黒い瞳。 その容姿は誰もを魅了させるだろう。 「別に寂しくないわよ。音楽がとまったから早くかけて」 スッとイオンから離れようとしたら、イオンが話しかけてきた。 「言っとくけどここにはないから。アリスの本は・・・」 アリスは歩くのをやめ、顔だけイオンのほうへ向いた。 ・