次の日の朝。


あたしは、ゆっくりベッドから起き上がった。



長い夢を見ていたような気持ちがした。


あたしは部屋を出る支度をした。



そして壁と額縁に間にそっと手紙を戻した。


玄関を閉めてポストに鍵を放り込む。


* * *