「ぇ?考えれないよ」
「考えれなくっても、俺ゎふられてんだょ…実際」
「翔…」
翔の想いが一気に流れ込んでくるかのように沈黙が続いていた。

「…翔?あのネ…何も考え...」
そういった瞬間、來夢の唇に、翔の唇がかさなった。
……來夢ゎ何も考える事もできず、そのまま、ただ立ちつくしていた。
ゆっくり翔と來夢の唇が離れる。

「…來夢、お前スキありすぎ」
少し微笑みながら、來夢を見つめる瞳わ純粋で、吸い込まれそうだった。
「翔…ずるいよ…。私だって…」
來夢は泣き出した。いきなりのキスに驚きと動揺が流れ出すかのように。
翔わは何がしたいの?どうしたいの??
私にわ何も分らないよ…。翔の気持ち…分ってあげれないよ…。

「來夢・・・・・・」
翔が來夢を呼べば呼ぶほど、來夢わないていた。