チャイムを鳴らそうとすると、いきなり扉が開いた。

「やぁ!皆っ」

「どーも」

ハイテンションな溝川。要と平次は嫌そうな顔をしている。
「さぁ、入って入って!まだ集まってないけど」

他にも誰かいるんだ…
あんまり関わりたくないけど、仕方ない。

「どんな人達なんです?」

「友達だよ。外国人だけどね」

外国人…余計面倒だ。英語で話さなきゃいけないのかも。

「さてと。宮沢さん、空君は?」

「来てませんけど」

何だろう?空は、自分に用があったのだろうか。