「行ってきます!」

走って学校へと走って行った美依。
要に似てる気がする。特に、遅刻する所。
まぁ、いいや。それより…

「要、行くよ」

「おうっ!」

ギターを持って準備をした。そして、要の車に乗り込んだ。
「今日も仕事かぁ…」
「嫌か?」

「そうじゃなくてよぉ…またファンお前に持ってかれるし」

そういえば、要のファンって少ないな。自分のファンが多いかな。

「男のファンは、作るなよ」

「そんなこと言われても困るし」

どうすることも出来ないし。それに、知らない間にファンがいたんだもん。
それより…急いで向かわなきゃね。