「うあー…疲れた」


「バカだね、そこまでしなくても」


要も、オッサンになってきてるんだね。


「南と準備運動はしたいけど」


「何で?」


「体も密着出来るんじゃないかなぁって」


「高城君、それは許さないよ」


平次が、要の腕を掴んで叱るように言った。


「けっ。いい子ぶるなよ」


「違っ。大体、僕の…」


「俺が部活誘わなかったら、お前と南の接点はなかったんだからな」


それは納得出来る。

要のおかげでもあるし、ある程度感謝してるよ。