お父さんを使用人の人達に頼んで中に行く。


一つしか爆弾がないっていうのは、おかしい。


まだあるはずだ。
走って爆弾を探す。


早く探して、どうにかしなきゃ。


大きな扉を勢いよく開けた。


そこには、椅子に座って微笑む男がいた。


天海…


「来ると思いましたよ」


「…爆弾は、いくつあるの?」


「…ここは、死に場所にはちょうどいいとこでね。まぁ、吉田が来れば…もっと良かったんですけど」


答えようとしない天海に銃を向けた。

早く言わないと、撃つよ。


「…吉田の妻もそうやって、吉田に向けた」


お父さんの奥さん?

奥さんが何で…?