のぼせたのかな?!

南は顔を真っ赤にして、倒れてしまった。

お風呂はやっぱりダメなんだね。

僕は南を抱き抱えて、お風呂を出た。服を着せて、僕も服を着て部屋に向かった。

「おい、吉田。お前、何してんの?」

もうすぐ部屋だというのに、高城君が恐い顔して自動販売機に寄り掛かっていた。

「あ…のぼせちゃって」

「はは~ん?」

高城君はニヤリと笑って、部屋へと走った。

…もしかして。

僕は急いで南を抱えながら、部屋に行くと高城君が皆に言った。

「吉田のやつ、エロ男だぞ!」

ちょっとぉぉ!高城君!

「だと思った。私と南が一緒に入ればよかったのに!」

父さんは一番危ないから絶対ダメだ。

「吉田先生も男だよな」

木田先生まで!

「…やりましたね」

溝川さんにまで…言われたくない人に言われたっ!