「ふう~ん」

と、ミナミさんはニタッと意味深な笑みを浮かべると、部屋から出ていった。





 「だから、ミナト、勘違い…」

と、カイは言いかけると、がっくりと肩を落とす。






 ま、勘違いされて当然だよね。




 ふたりして、ベッドにいたわけだし、それに…


 抱き…




 そうか、あれは抱き合っているうちにはいるのか…





 なんか、思い出すだけでも、ドキドキしちゃう。





 私はカイを見ると、カイは急にごろんと横になった。







 えっ、寝た?



 寝ちゃったのっ!?