カイはむすっとした表情で、ミナミさん特製のサンドイッチを次から次へと口に運んだ。





 カイの部屋も、ミナミさんの部屋のように掃除が行き届いていて、きれいだった。




 部屋に入ってすぐ手前には、勉強机と本棚があり、部屋の中央には、ミナミさんの部屋にもあったようなガラス・センターテーブルがあった。


 そして、グレーのカーテンに、窓のわきにはベッドがあり、シンプルな部屋だった。






 カイはベッド、ミナミさんは勉強机のいす、私はひざを抱えて床に座っていた。