「ねぇねぇねぇ、初樹ちゃん。一緒にお風呂に入らない?」




 「えっ?」




 真横で声がするかと思えば、ミナミさんがいつの間にか、私の隣に座っていた。





 ミナミさんは、にっこり笑うと言った。

 「女同士なんだから、いいでしょ?」






 女同士…


 女同士…




 そうよね、女同士ならいいよね?






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