え。


「ユウって喧嘩は強いけど、
どこか危なっかしい所があるから…さ。

喧嘩はかなわなくても
なーんか守ってやりたくなる。」



えっ


あたしってそんな風に思われてるんだ…



「だから…


付き合って下さい!」


「ごめんなさい。
有馬の事は好きだけど…

友達としかみれない。」



そんな言葉に有馬は、フッと笑った。


「ま、分かってたけどな。

でも正直に話してすっきりした。」


有馬…



「じゃあ、こうなったらフられた有馬君のために
ご飯をおごろうかなッ」


「やったまじ?

まぁ…フられたは余計…」