「あたし、幸だよ♪桃のお姉ちゃんだ……よ?」



幸はそういって泣き出した。



「お姉……ちゃん?」



「うん……」



「思い出せない……ごめんね…」



「桃………」



幸……



お姉ちゃん……



やっぱり覚えてないよ……