ころりと床に転がった
ボクのビー玉の目に
映ったのは

心の奥までぽっかりと
空洞になりそうなほど
透き通る

小さな四角い
窓の外
切り取られた、空

いつか
この蒼の果てにいる
キミのもとへ

届けたい言葉があるんだ





《切り取られた、空》