キミの背中しか
見つめていなかった

その温かい手を
いつか差し出して

ボクを振り返ってくれることを
祈った

例えばそれが
馬鹿みたいに儚い
夢の中だったとしても

一瞬だけでも
ボクの心に
灯りを点してほしいと

祈ったんだ





《祈る》