「んじゃぁね・・・・。」 はぁ、とため息をついて 清水と遠藤君に手を振った。 「村上さん」 後ろから 声がした。 「ばいばい」 さっきまで あんなにうるさかった廊下が その瞬間だけ 静まり返ったように見えた。