「でも、遠藤君・・・・ 書き込みがあたしだって わかってたんでしょ? だったら何で返信なんか・・・・」 そこまであたしが言うと 遠藤君は急に真剣な顔になって あたしを見つめた。 不覚にもドキッとしてしまう。 「親友の彼女がさぁ・・・・ 彼氏を差し置いて 出会い系に 書き込みなんかしてたら・・・ 誰だって興味わくもんじゃない?」 体の中の血の気が、 サッと引いた。