「ほら、亜美行くよ」


そう言うと、花穂は私の腕を掴んで拓真の所に連れて行った。


「拓真おはよー、亜美連れてきてあげたよ」


花穂に連れてこられた私は、軽く照れながら口を開いた。


「拓真……おはよっ」


「おはよう……ってか、花穂は再び笑いながら笑いすぎだ!」


私と拓真こうして毎日のように、花穂にからかわれている。


それは私と拓真が付き合っているからだ。