桜が舞う季節、私は今日も慣れない通学鞄を背負って登校していた。


私の建っている家は、坂道の上に立っている。


この前までは、私はランドセルを背負ってこの坂道を通っていた。


けど今では中学の鞄を背おってこの坂道を通っている。


「あ、花穂!おはよう」


学校に続く道を歩いている途中、私は親友の相田 花穂に会った。