「突然過ぎますよね…」



思わず、またとないチャンスに僕はテンパった。


「全然、全然!!来て下さい、来て下さい!!」





何、焦ってんだ、怪しまれるじゃないか。



「クスッ」と笑う凜ちゃんに僕は照れながら頭を掻いた。




「じゃあ、10分後くらいに来ますね!」





ニタニタしながら部屋に戻る。



自分の部屋を見て愕然とした。






き…汚い…。