土曜日の昼間に凜ちゃんの家に行く事になった。



僕は嬉しくて、思わずブチとワッタに電話をしてしまったんだ。



勿論、奴らは電話をした当日に我が家に押しかけて来た。



「龍!!お前、あんな美人の部屋に行くのか!!」

「1人だけいい思いしやがって…」


ブチとワッタはかなりご立腹のようだった。




「いいだろ、お前らだって俺が暇だった日に、ツレよりも女を取ったくせに。」










―ドヨ〜〜ン……




一気に2人に重い空気がのしかかった。