「えっしてるの?スッピン全然変わらないでしょ?まじ可愛いですよ!!」




何を言ってんだ俺……




「もぉ……」


耳まで赤くする凜ちゃんは、照れた様に笑った。



か…


可愛い…!!



いつもは半分寝ぼけて歩く道程が、今日はすごく清々しくて、しかも短く感じた。



チェ……

もう着いちゃった。