平凡だけど、幸せな日々を送っている。




そして、今日は彼女に「すぐ会いたい」と言われて、今待ち合わせ場所で待ってるところ。






遠くに彼女の姿が見える。



凜の話しをしても笑うこともなく彼女は「凜さん…本当に好きだったんだね。いい思い出にしてあげなきゃ」って笑いかけてくれた。





「お待たせ」

「全然、今日は急にどうしたの?」



彼女は照れ臭そうに俯いて微笑んだ。



ん?