「…あの、凜のご両親ですか?」



振り返ったお母さんは凜とよく似た目をしている。茶色くて綺麗な目。


お父さんとは口元がそっくりだった。




「凜の……お友達ですか…?」







僕は、そんな両親に微笑みかけて、今までにおこった奇跡を話したんだ。