「あ、もうこんな時間か。 そろそろ行こうか。 ……マスター、お会計お願いします」 「あ、私、自分の分、払います! いつもご馳走になってばかりで……」 「いいって。こういうのは、後輩は甘えてればいいの!」 先輩が微笑みかけてくれると、なんだかいつも、あたしの心は温かい光に包まれる。