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あたしとダイスケはいったん帰り、あとで待ち合わせをして一緒に学校に行くことにしていた。

まぁ、別に一緒に行く必要もないのだけど、一応、あたしが女の子ということもあって。

夜からの外出なので、ダイスケがボディーガードがわりというわけだ。



家に帰ったあたしは、告白に向けて、最終準備。

シャワーを浴びて、念入りに髪をブロー。

梅雨入りしてからは、なんだか毎日蒸し暑くて湿気もあったから、ずっとポニーテールにしていたあたしだけど。

今日は、髪を下ろす。

ナチュラルな爽やかメイクに、そうそう、あのリップグロスも忘れずに。


そこで、ハっと気づく。


「告白の言葉、考えてなかった!」