ヤバいー!間に合わないよー!!!! 内心かなり焦りながらオーナーに挨拶を返すと学校に急ぐべきか昨日のお礼を言うべきか悩んだ。 ホントは、今すぐにでも全速力で走り出したい。 「…あぁ涼平もまだ、いるよ?呼んでこようか?」 …―えぇ!!!待ってる時間なんかないのに。 「ちょっと待っててね」 マイペースに持っていたジョウロを店の前に置いて中に入って行ってしまった。