また啓二の携帯が鳴った
「おっ!美香からか!?」

それは美香からではなく
クラスメイトで幼なじみの和彦
からのメールであった。

なんだかずからかよ!
啓二はもしかしたら美香から
なんか情報をもらえると
少し期待していたが和彦から
だったのでがっかりした。
舌打ちをしながらメールを
開いた。

「暇なら遊びにいかね!?」

正直そんな気分ではないが
気分転換でもしながら
美香からの連絡を
待つことにした俺は
かずにOKの返事をした。

早速、かずにいつもの公園でと
伝えると出掛ける準備をし
公園へと急いだ。

啓二は公園へと着くと
ベンチに腰掛けるかずを
見つけた。

「おっ!早いな」

「だろ!?今日はどこ行く?」

「いつも通りカラオケにすっか!」

そんな会話をしながら
いつもの店へと向かう。