しばらく外の空気を
吸っていたら
少し回復してきたので、
中へ戻った。

千依が気づいて、
駆け寄ってきた。

「圭ちゃん、大丈夫?」

「…なんとか。」

「もう帰るか?」

「もうちょっと居てもいい?」

「平気なら良いけどな。
また具合悪くなったら帰るぞ。」

「ありがと。」

圭吾は自分の席に戻った。