「いゃっっ」



私は、勢いよくあの男を突き飛ばした。

こんなことしなければ良かった・・・・。



「こんなことしていいと思ってるのかな・・・!?分かってる?君は、もう逃げられない・・。」


「お母さんは・・・?」



恐る恐る聞いてみる・・・。



「あっ・・・あぁ。それなら、今日は出かけてるよ。会社の打ち上げだってさ。だから、今日は朝まで2人きり・・・」



どんどん顔が近づく。

もう無理だとあきらめた。

でも・・・。

お母さんが、早く帰ってくるのを祈った・・・。




ちゅっっ。







「いっやっっ、んっ・・イヤ-----」