｢愁菜ちゃんっっ。ちょっといいかな??｣


私は、いきなり瞬耶に呼ばれた。

一体なんだろう・・・。



｢魁っっ。雷雅に教えちゃってもｲｨよ。｣


そういうと、瞬耶のとこまで走っていった。


｢あ・・・ぁぁ。｣









｢なに??瞬耶。大事なこと??｣


｢別に・・・。明日の時間割、聞こうと思っただけっ。あの場じゃ聞いたらまずいでしょ!?｣


｢なーんだ。そんなことか。瞬耶らしいなぁ・・。｣


｢そんなことっって。明日の授業分からなかったら、大変じゃん。忘れ物しちゃったら困るし・・・。ねぇ?｣


｢瞬耶っ。今度から、時間割は、書きとめておくこと。分かった??｣

｢はーーい。分かったよ・・。｣









｢愁菜ー。瞬耶ー。お話は終わった??｣



むこうから、魁の呼ぶ声が聞こえる。

やっべ。魁たち、ほったらかしだ・・・。


｢うんー。終わったっ!!｣




｢じゃぁ、今日は帰りますかっ｣





「｢｢オッケー!!｣｣｣