「わかんない??愁菜だよ。私は、愁菜。」

「愁・・・菜ちゃん??ホントに、愁菜ちゃん??」


まだ信じてくれないのかよっっ・・。



「正真正銘の愁菜だよ。」

「ぅそだぁーーー。待ってよ、俺は今まで、メンバーに、メンバーののろけを言ってたってこと!?ぅわぁー。
 めちゃくちゃはずいじゃん////。あ゛ーどぅしよー。」

「ははは。瞬耶らしいよっ。」

「はははっっ」



二人でしばらく笑いあった。

よく考えて見ると、

瞬耶とこうやって2人で話すことってあんまりないよね。


「でもさぁ、愁菜ちゃんってバンドのときと、ぜんぜん雰囲気違うよね。ホントに今まで、わかんなかったし。」

「ははっ。多分、学校では、自分が出せないからかなぁ。んー。そうだよね。」

「あっっ、初めて知ったんだけど、愁菜ちゃんのホントの名前っ!!えーと、里中・・・・悠里ちゃんだったっけ!?」

















・・・・。あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ー。

そうだったぁぁぁ。


「くれぐれも、このことは、魁とか、雷雅にはいわないでぇー((泣」

「何で??悠里ちゃん。なんだか、かわいいじゃん。ゆーうーりーちゃんっ!!」

「ぁー。もうやめてー」












こんなことなら、もっと自分を隠しとくんだった・・・。