「私、ここを出る。一人暮らしする・・・。」

「なんで・・いきなりっっ。。」

「だって、もう高校生だよ!?バイトも出来るし、自分で暮らしていける。ちょうどいい機会じゃん。親離れするの・・・。」

「ホントに、一人で大丈夫か・・・!?なんなら、俺んちでもいいし・・・。」

「ううん。大丈夫。自分のことだもん。自分で何とかする・・・。」


・・・一人暮らしか。
俺はあることを思いついて、

じゃぁなっ

とだけ言って愁菜の家を飛び出した。