学校へ行くと。


『瞳~おはょ♪』


そうあたしに声を掛けたのは昔から友達の千秋(チアキ)。


「ぁ、おはよ。」


と小さく返事をしたあたし。


『何?元気ないじゃん。』


千秋はあたしの顔を覗いて聞いてきた。


「なんもないよ!元気!元気!」


そうゆうと千秋は『そだよね!』といって教室に入っていった。


なんかやっぱり友達も疲れる。
なんでだろ。色々と面倒くさい。
偽りの笑顔なんていらいのに...

そう思った自分は初めてだった。