.

ほんとに、俊秀は変な人・・。
でも、天使のような笑顔を見せられたら、参るよ・・


<ピンポーン>

在中「七ーー!!俊秀知らない!?」

窓の外から在中の声が・・

俊秀「やべっバレた!!」

七「やっぱりみんなには言ってなかったんだ・・」

在中「おーーい」

七「俊秀なら、グランドの整備があるからって、先に学校行ってたよ!」

在中「分かったー。七、いっしょに行こ」

七「ごめん、今起きたばっかだから先行ってて。」

在中「ちぇー」

有天「俊秀がグランドの整備なんて珍しい・・」


俊秀「七、やっぱり僕のこと好きになったんだね」

七「違うし!!まぁ、いろいろ迷惑かけたから・・」

俊秀「全然迷惑じゃないのに。
明日も行こうか?」

七「もう大丈夫。」


父が、とりあえず復帰できるようになったと電話がきたのは、その日の夕方のことであった。