アタシ達が何をしても、無駄なんだー…

「姫輝。まぢ、こい!」

「ひなが言うなら行くよー♪」

勝ち誇ったような顔。

「凜??」

「桜木姫輝ね~…少し調べて来る。」

そう言って長いロングヘアーをなびかせながら、パソコン室へ行ってしまった。

「「響~…」」

「明沙、千沙!!」

「ねぇ…響は日向が好きでしょう?明沙はわかるんだから!」

明沙と千沙がハモってない。そんな事より…

「な、んで…」

「千沙だってわかるよ。日向が男だって事もー…」

…知ってる。この二人は何でも…