おもいっきし泣いたら、空はだいぶ暗くなっていたので、帰ることにした。


始めはお互い意識し過ぎて、よそよそしくなってしまったけど少ししたらいつも通り話せてた。


和紀君は私に合わせて歩いてくれて優しいし、おもしろい話をしてくれて退屈しない。あっという間に分かれ道まで着いた。


和紀君の家はここから5分くらいらしい。

私の家はここから10分くらいかかる。

送るって言ってくれたけどすぐだから大丈夫と断った。嬉しかったけど親に見つかりたくないしね。


家について、すぐに奈緒に電話したけどでなかったから美香ちゃんに電話した。



美香ちゃんに放課後のことを話して、和紀君と付き合うことになったと報告した。美香ちゃんはおめでとうって言ってくれて、照れながらありがとうって言った。そのあと、美香ちゃんは用事がまだ終わってないらしいからすぐにきれちゃったけどまた明日いっぱい話すことに約束をした。


携帯が鳴り、メールを開く。

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From 和紀
To 陽子

今日はありがとう。
陽子と付き合えて嬉しいわ。これからもよろしくな。じゃあ、また明日。
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From 陽子
To 和紀

私こそありがとう。
私も和紀君と付き合えて嬉しい。これからもよろしくね。じゃあ、また明日。
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今日、5月1日が記念日。

和紀君と付き合えて本当に嬉しい。今まで両思いってなかったし。嬉しすぎて顔が自然とにやけてしまう。


和紀君と水族館とかいきたいな〜とか色々考えているうちにねむってしまった。