私は一気に赤面してしまった。 「幸村! 近すぎ!!」 「いいじゃん。別に」 「よくねーよ!!」 「じゃ、お前も横に座れば?」 「そういうことじゃねーよ」 「宣戦布告してきたのはお前だろ?」 「…そーかよ」 相沢くんは叶くんと反対側の私の隣に詰めて座った。